ラインハルトとキルヒアイスが初めて前線に送られたのは、一年中ブリザードが荒れ狂う惑星カプチェランカ。
機動装甲車で二人だけで敵の偵察をしてこいとの命令が下り、装甲車の装備を二人でチェックします。各種装備の点検中「水素電池残量」の箇所で含みが・・まあ、前振りですねw
二人がヘルダー大佐に呼ばれると装甲車に怪しい黒い影・・。
意味のない作戦説明をヘルダー大佐にされたあと、具体性のない命令に憤りを隠せないラインハルト。「まあ、いい。大佐は失敗を期待しているのかもしれんが、こちらがその期待に応える義務はない」。
二人を乗せた機動装甲車は発進。軽快なスピードで白銀の世界を進んで行きます。
装甲車を運転するラインハルト。
運転を変わると言うキルヒアイスだが「どうせ交代してもらうさ、それても俺の運転では信用できないか?」と軽口を叩きます。
射撃、白兵戦技、運転技術・・これはラインハルトもキルヒアイスには敵わなかったとのこと・・「ラインハルト様の運転手をいつでも勤まるようにですよ」と軽口を返すキルヒアイスだったが運転も護衛もいくらでも変わりはいるとラインハルト。
ラインハルト「お前はそれだけじゃダメだ、俺の代理として何万隻もの艦隊を率いてくれなくてはならないんだからな」。
キルヒアイス「ラインハルト様が重視されるのは「想像」と「構想」ですね」。
・・この時点で彼らが高い目標を見定めていることがわかります。
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黄昏が惑星を支配してきたとき、満タンにしたはずの水素電池がなくなっていることが判明。これがヘルダー大佐の差し金だと言うことにすぐに気づく二人。とりあえず、夜を過ごすことを決めた二人は、装甲車を雪に隠してカモフラージュします。
大佐が食料を横流ししているためか、、まずい黒パンとぬるいコーヒーで空腹を満たす二人。燃料がないので暖房も入りませんが防寒服でなんとかなりそうです。まずい黒パンを食べていると思い出すのがアンネローゼが作ってくれた美味しかったパイ。
ラインハルト「姉上の作ってくれた玉ねぎのパイが食べたいな・・」
ラインハルト&キルヒアイス「・・熱いコーヒーにクリームを・・・たっぷり入れて!」
最悪な状況下においてもお互いがいればなんとかなる、、そんな二人の固い絆を感じるシーンです・・しかし、命の危機には変わりはありません。
ラインハルト「凍死や餓死じゃなくても俺は地上で死ぬのは嫌だ、どうせ不老不死ではいられないのだから、せめて自分にふさわしい場所で死にたいものだ」。
キルヒアイス「無理もない。この人の足は、大地を踏みしめるためにあるのではなく、天空を駆けるためにあるのだ」。
ラインハルトとキルヒアイスの最後を知っている我々にとっては、なんとも胸が熱くなる会話です。
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ラインハルトの命令で先に眠るキルヒアイス。アンネローゼに弟ラインハルトのことを頼まれた時の夢を見ます。突然、ラインハルトに起こされ夢から現実に戻されるキルヒアイス。
ラインハルトが同盟軍の装甲車3台がきていることに気づきます。
燃料のない、二人にはチャンス到来!
同盟軍の装甲車を奪えば、生きて帰還することが可能です。
キルヒアイスが敵装甲車1台をミサイルで撃破!残りの二台の装甲車から慌てて出てくる同盟軍兵士。装甲車に乗っていては狙い撃ちされると判断し、二手に分かれて敵を探す作戦にでます。ラインハルトは各個撃破のチャンスだと不敵な笑みを浮かべます。
・・二人は、果たしてこの危機をのり切れるか!?
次回に続きます!
エンディングの後の次回予告「友よ、覚えているか、あの戦いの日々を」というナレーションはいいですね〜っ。
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