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銀河英雄伝説 外伝 決闘者 Kap.IV

貴様単なる決闘者ではあるまい? やはりベーネミュンデ公爵夫人の放った暗殺者か?外伝「決闘者」
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憎むべき皇帝によって命を救われたラインハルトは意気消沈していた。そこへ、黒マントの男からの果たし状が届く。ラインハルトは素知らぬ顔で剣の練習を始めるが、キルヒアイスは真相を察知していた。
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ラインハルトが剣技について歴史を調べて、人類発祥の地である地球にあった日本という国のことを知るのがこの話の見どころw

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ベーネミュンデ侯爵夫人「遅いっ! あれから10日も経とうというのに何をしておるのじゃ?わらわはもう待たぬぞ!」

暗殺者がラインハルトと決着をつけると言い残してすでに10日。ベーネミュンデ侯爵夫人はしびれを切らしていました。時間が経つと秘密が漏れる可能性があるので別の殺し屋を探して、暗殺者を口封じするよう準備をしろとの仰せです。本当に悪い女だわ・・w

一方ラインハルトは、姉アンネローゼのために決闘者になったにもかかわらず逆に姉に迷惑をかけてしまったと落ち込みます。まー、無理もありません。

キルヒアイス「重症だな・・・これは」。

キルヒアイスは、ラインハルトを心配しつつも軍務省に出向きます。ラインハルトが目もうつろに呆然としていると窓のガラスをぶち破って弓矢が!暗殺者からの果たし状です。

ラインハルト「そうだ、せめてあの戦いに勝って決着をつければ、いくらか心が晴れるかもしれない。あんな奴に遅れをとるようだから、皇帝の介入を許したんだ。どんな戦いでも勝つだけの実力さえあれば・・」

その時、ラインハルトは割れたガラス窓に気が付きます。

ラインハルト「キルヒアイスにはなんと言ってごまかそうかな・・」

って、ちょっと可愛いw

キルヒアイスが帰ってくるとラインハルトはガラス片を掃除していました。少しむしゃくしゃしてガラスを割ってしまったって、無理な言い訳です。矢傷は、額をずらして隠してあるのですが日焼けあとでバレバレ。他に良い言い訳はなかったのかなぁ(笑)

翌日から剣の修業に励み、剣技について調べるラインハルト。キルヒアイスに何か良い資料があったかと聞かれると・・

ラインハルト「東洋のある国では剣技に様々な流派が発生し、互いに極意を極めるべく競ったという。これは、他の地域では見られない特色だ。それらの各流派の極意の中に、実戦の必殺剣があるのではないか・・」

映像は、まさに日本の居合です・・んんっ?まさか・・

そして、早朝決闘の場へ・・。

雪の森の中で馬上で暗殺者と対峙するラインハルト。

ラインハルト「貴様、単なる決闘者ではあるまい?やはりベーネミュンデ公爵夫人の放った暗殺者か?」

暗殺者「知らんな。決闘者としてあのような始末では仕事の依頼も来ない、だから決着を望む。それだけのこと」

当然、異変に気づいていたキルヒアイスもラインハルトをつけていました。

キルヒアイス「やはりこういうことか。ラインハルト様。たとえ卑怯と言われ、ラインハルト様から叱られようと、こんな戦いでラインハルト様のお命を危険に曝させるわけにはいかない。状況によっては、相手をこの手で屠ってでも・・」

騎乗のまま、剣での決闘が始まりました。危ういかと思われましたがラインハルトもなかなかやります。どうやら暗殺者はまだ右肩が完治してない模様。暗殺者は馬上から飛び降りるように斬りかかり、雪の上へ。

キルヒアイスは、茂みでラインハルトを狙っている怪しい男を発見!ラインハルトと暗殺者が雪上に落ちた瞬間に男を羽交い締めに!

地上で剣を打ち合うラインハルトと暗殺者。

遠くに見える山から朝日が登ってきます。かっこいいシチュエーションです。

ライフルを取り落とした刺客は、今度はナイフを手にキルヒアイスに向かってくるがその腕を抱えあげて、ボッキリ!!銃を向けるキルヒアイスだったが一瞬のすきで逃げられます。ラインハルトのもとに駆けつけるキルヒアイス。

カキーン!

ラインハルトの剣がおられました。剣を振り下ろす暗殺者!!

な、なんと

真剣白羽取り!!

いや・・資料を観ただけで会得できるなんて・・いくらラインハルトがカイザーの器だと言ってもありえない展開ですw

剣を横に薙ぎ払うようにして、ラインハルトは男に蹴りを入れる。

ラインハルト「勝負あったな。二度と私の前に姿を現すな」

暗殺者はボウガンを自分の胸に当てて自害します。

ラインハルト「無益なことを・・」

死に際まで、首謀者の名前を言わない暗殺者・・みごとです。それを見届けたキルヒアイスはそうっと去っていきます。

ラインハルト 「フッ、心配性め」

やはり、ラインハルトも気づいていたようです。

キルヒアイス 「おかえりなさい、ラインハルトさま」

知らないふりをして、朝食を作って冷えたラインハルトを迎えるキルヒアイス。

ラインハルト 「ちょっとな。あ、そうそう、寒いからお前が用意してくれた手袋が役立った」

キルヒアイス 「そうですか。防護服にも使われる素材だそうですが、防寒性も充分ですから。ああ、ちょうどコーヒーを淹れたところです、ラインハルトさまもいかがですか?」

うーむ、手袋があったから・真剣白刃取りができたというフォローはどうなんでしょうか(笑)帝国の新技術かw

ラインハルト 「ああ、いいな。身体が冷えていたところだ」

キルヒアイス「あまり無茶をなさらないでくださいね。お一人のお体ではないのですから、、、」

ラインハルト「ああ・・」

ちょっとやりすぎの感もありましたがこのエピソードがラインハルトとキルヒアイスの絆を、いっそう強いものにしたのは確かであったかもしれない。

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銀河英雄伝説 外伝 決闘者 Kap.IV スタッフ

脚本:河中志摩夫 絵コンテ:前島健一 演出:上野史博 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:鈴木伸一

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