「他人に命令するようなことが自分にできるかどうか、やってみたらどうだ！」銀河英雄伝説本伝第１期第14話「辺境の解放」〜フォーク退場

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帝国領内に進攻した同盟軍艦隊は、さしたる抵抗も受けぬまま占領地を拡大しつつあった。彼らが「解放」した惑星では食料や物資が極端に不足していたが、「解放者」を任じる同盟軍は、民衆に生活の保障と安定を約束する。しかし、占領地の拡大と共に、前線から要求される物資の量も増大していった。キルヒアイスにより補給部隊が撃滅されると、困窮した同盟軍は逆に民衆からの略奪を始める。そして、遂に帝国軍の反攻作戦が開始された。

目次（お好きなところからご覧ください）

銀河英雄伝説第一期第14話「辺境の解放」の見どころ
第14話「辺境の解放」の名言
登場するキャラクター
第一期第14話「辺境の解放」スタッフ
第14話「辺境の解放」使用されたクラシック
第14話「辺境の解放」は原作でいうと・・
藤崎竜版「銀河英雄伝説」では・・
次回予告（ナレーション・屋良有作）

銀河英雄伝説第一期第14話「辺境の解放」の見どころ

・「愁雨来たりなば…」に続いて原作エピソードに融合させたアニメオリジナルストーリーの展開。
・同盟軍の若き兵士フランツ・ヴァーリモント少尉と占領地の女性テレーゼの恋物語。
・テレーゼの声がアニメ「タッチ」などで浅倉南を演じた日高のり子さん。
・ビュコックに怒鳴られて、白目向いて崩れ落ちるフォーク准将w
・エンディングを音楽だけにしてラストシーンを見せる余韻の残る演出

第14話「辺境の解放」の見どころは、原作エピソードにうまく絡ませたオリジナルのエピソードでしょう。

ヤンが撤退の相談をウランフ中将にするところとビュコックとフォーク退場の会話は原作にある通りなのですがアニメオリジナルの現場にいる兵士たちを描いたエピソードは本当に秀逸です。

帝国住民と同盟軍の確執が広がっていくところを補完することでこの後の「アムリッツァ星域会戦」が引き立ちます。帝国軍の焦土作戦が成功する中で同盟軍兵士と帝国の女性の悲恋が描かれるのはとても良い演出だと思います。

そして、ビュコックに怒鳴られて転換性ヒステリーで神経性盲白になるフォークは、やっぱり見ものw

銀英伝のオープニングとエンディングの尺を使って進める余韻ある演出も大好き。

この回のナレーションも相まってエンディングも凄くいいです。

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第14話「辺境の解放」の名言

「貴官は自己の才能を示すのに弁舌でなく実績をもってすべきだろう。他人に命令するようなことが自分にできるかどうか、やってみたらどうだ！」
アレクサンドル・ビュコック

フォーク准将の尊大な態度に対してブチ切れたビュコックのセリフです。

このセリフは第14話の【19:10】付近で登場します。

「大義名分同士がぶつかり合う戦いの中にあっては、民衆は常に利用され、そして常に捨てられる。それがまるで民衆の存在価値であるかのように・・・」
ナレーション

暴動にて燃え盛る邸宅を見るテレーゼとフランツ・ヴァーリモント少尉の悲しいシーンで流れるナレーション。

このセリフは第14話の【22:40】付近で登場します

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登場するキャラクター

同盟軍

フランツ・ヴァーリモント（少尉）、ホーウッド（中将）、アレックス・キャゼルヌ（少将）、ラザール・ロボス（元帥）、フォーク（准将）、コーネリア・ウィンザー（交通情報委員長）、ホアン・ルイ、ロイヤル・サンフォード（最高評議会議長）、ヨブ・トリューニヒト（国防委員長）、ヤン・ウェンリー（中将）、ウランフ（中将）、グレドウィン・スコット（輸送艦隊提督）、フレデリカ・グリーンヒル（中尉）、アレクサンドル・ビュコック（中将）、ドワイト・グリーンヒル（大将）、ジョアン・レベロ（財務委員長）

帝国軍

ラインハルト・フォン・ミューゼル（元帥）、ジークフリード・キルヒアイス（中将）、パウル・フォン・オーベルシュタイン（中将）、オスカー・フォン・ロイエンタール（中将）、ウォルフガング・ミッターマイヤー（中将）、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト（中将）、カール・グスタフ・ケンプ（中将）、エルネスト・メックリンガー（中将）、コルネリアス・ルッツ（中将）、アウグスト・ザムエル・ワーレン（中将）