「奸臣のもとから幼い皇帝を救出する」ため、ランズベルクとシューマッハは新無憂宮に潜入し、見事に目的を果たす。しかしそれは、ラインハルトが彼らの目的を知りながら意図的に警備体制を緩めたことによる「成功」だった。ラインハルトは麾下の提督たちを参集、幼帝が誘拐されたと告げる。彼らは近い将来、自由惑星同盟に対しての大規模な出兵があることを予感するのだった。
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銀河英雄伝説 第二期 第37話「幼帝誘拐」の見どころ
・幼帝(エルウィン・ヨーゼフ2世)は、しつけをされていないただののクソガキw
・オーベルシュタインが飼っている老犬・ダルメシアン登場
・覇業を成し遂げるために無実の部下を死なせることに対して、いずれ裁きが来ることを覚悟するラインハルト
第37話「幼帝誘拐」の見どころは、ラインハルトが幼帝(エルウィン・ヨーゼフ2世)の誘拐を容認してしまうことでしょう。
自己陶酔したヘボ詩人が(自分が踊らされてるとも知らずに)正義の騎士として皇帝を救出に向かいますがそこにいたのは聡明な王子などではなく、しつけもされていないただのクソガキでしたw
まあ、なんというか、非常に意地の悪い設定なのも面白いです。
実のところ皇帝がどの様な人物であるかは、あまり大勢には影響はないのでアルフレッドを大きく失望させただけでしょう。シューマッハが「茶番」というのも頷けます。
しかし、キルヒアイスが生きていたらこの様な陰謀を是とすることはなかったんだろうなぁと思います。 結果として、罪もない臣下を罪に陥れるような策を用いることは必ず諌めたでしょう。
そして、ラインハルトは、同盟に攻め入るための大義名分を手に入れることになります。
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第37話「幼帝誘拐」の名言
-パウル・フォン・オーベルシュタイン
皇帝を誘拐させることで警備責任者のモルト中将に責任を取らせなくてはならないことに躊躇するラインハルトに対してのオーベルシュタインの言動。
このセリフは第37話の【7:30】付近で登場します。
-パウル・フォン・オーベルシュタイン
ラインハルトが初歩的なことを忘れているのではないかと忠告するオーベルシュタインのセリフ。ラインハルトが「では卿も、私の為ならば自分の血を流すことも厭わないというのか?」と効くと「必要とあらば」と返すのはさすがです。
このセリフは第37話の【7:50】付近で登場します。
-オスカー・フォン・ロイエンタール
鋭い洞察力を持ったロイエンタールののセリフ。
このセリフは第37話の【22:00】付近で登場します。
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第37話「幼帝誘拐」に登場するキャラクター
帝国軍
ラインハルト・フォン・ローエングラム(宰相)、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(首席秘書官)、ウルリッヒ・ケスラー(大将)、モルト(中将)、パウル・フォン・オーベルシュタイン(上級大将)、オスカー・フォン・ロイエンタール(上級大将)、ウォルフガング・ミッターマイヤー(上級大将)、アウグスト・ザムエル・ワーレン(大将)、カール・ロベルト・シュタインメッツ、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト(大将)、エルネスト・メックリンガー(大将)、カール・グスタフ・ケンプ(大将)、コルネリアス・ルッツ(大将)、カール・ロベルト・シュタインメッツ(大将)、エルウィン・ヨーゼフ2世
その他
グラズノフ(帝国駐在フェザーン高等弁務官オフィス一等書記官)、レオポルド・シューマッハ(元大佐)、ランズベル伯アルフレッド、ニコラス・ボルテック、アドリアン・ルビンスキー
第二期 第37話「幼帝誘拐」スタッフ
脚本:河中志摩夫
絵コンテ:木村真一郎
演出:中村 清・熨斗谷充孝・上野史博
作画監督:中村 清・茅野京子
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第37話「幼帝誘拐」で使用されたクラシックは・・
トレルリ:トランペット協奏曲5声のソナタ第1番
アルビーニ:トランペット協奏曲
ブラームス:交響曲1番
マーラー:交響曲10番
ベートーベン:交響曲3番「英雄」
ブラームス:交響曲1番
バッハ:前奏曲とフーガ
帝国軍軍楽曲
第37話「幼帝誘拐」は原作でいうと・・
原作ですと「銀河英雄伝説4 策謀篇」に収録されているエピソードとなります。
次回予告 第37話「矢は放たれた」
幼い皇帝を擁した旧帝国貴族達は、フェザーンの協力を得て自由惑星同盟の中に亡命政権を建てた すかさずラインハルトは、同盟に対して改めて宣戦を布告する
次回、銀河英雄伝説 第38話『矢は放たれた』
銀河の歴史がまた一ページ
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