「銀河帝国皇帝エルウィン・ヨーゼフⅡ世が自由惑星同盟に亡命」との報は、全宇宙に衝撃を与えた。イゼルローン要塞のヤンは、この事態がラインハルトの同盟侵攻に口実を与えるのでは、と危惧する。一方、ハイネセンでは同盟政府が後援する「銀河帝国正統政府」の樹立が宣言され、メルカッツが軍務尚書として指名を受ける。そして、遂にラインハルトが演説を行う。それは、銀河帝国正統政府並びに自由惑星同盟政府に向けた、厳しい弾劾であった。
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銀河英雄伝説 第二期 第38話「矢は放たれた」の見どころ
・実のない「銀河帝国正統政府」が誕生
・ヤン艦隊から引き離されるメルカッツ提督
・ドミニクとつながりがあったケッセルリンク。実は親子どんぶりw
・ラインハルト、同盟に宣戦布告
第38話「矢は放たれた」の見どころは、ラインハルトが同盟政府に宣戦布告したことでしょう。
同盟政府は、エルウィン・ヨーゼフ2世を養護して正義の騎士を気取りますがその代償は高く付くことになります。
今までは、ゴールデンバウム王朝の専制政治と戦ってきたのに今度は、養護する形になってしまったのは本当に皮肉な構図です。
そんな、大義名分のために前線で戦わなくてはならないヤンも軍務尚書として名指しされたメルカッツも非常に不幸といえるでしょう。
同盟政府の決定に怒りに燃えるポプランに対しての「人道上助けない訳にはいかないだろ」というイワン・コーネフの正論も見ものです。
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第38話「矢は放たれた」の名言
-オリビエ・ポプラン
なんで、ゴールデンバウム王朝のために戦わなくてはならないんだというポプランの叫び。
このセリフは第38話の【11:20】付近で登場します。
-アレックス・キャゼルヌ
暴虐かつ悪辣な簒奪者から幼い皇帝を守って正義のために闘う・・イメージだけで動いている世論に対して嘆くキャゼルヌのセリフ。
このセリフは第38話の【15:40】付近で登場します。
-ラインハルト・フォン・ローエングラム
ラインハルトが全宇宙に宣言した同盟政府への宣戦布告の中の一文。
このセリフは第38話の【21:30】付近で登場します。
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第38話「矢は放たれた」に登場するキャラクター
帝国軍
ラインハルト・フォン・ローエングラム(宰相)、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(首席秘書官)、ウルリッヒ・ケスラー(大将)、パウル・フォン・オーベルシュタイン(上級大将)、オスカー・フォン・ロイエンタール(上級大将)、ウォルフガング・ミッターマイヤー(上級大将)、アウグスト・ザムエル・ワーレン(大将)、カール・ロベルト・シュタインメッツ、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト(大将)、エルネスト・メックリンガー(大将)、カール・グスタフ・ケンプ(大将)、コルネリアス・ルッツ(大将)、カール・ロベルト・シュタインメッツ(大将)、エルウィン・ヨーゼフ2世
同盟軍
ヤン・ウェンリー(大将)、フレデリカ・グリーンヒル(大尉)、ヨブ・トリューニヒト、ウォルター・アイランズ(国防委員長)、アレクサンドル・ビュコック(大将)、ファイフェル(少佐)、ダスティ・アッテンボロー(少将)、オリビエ・ポプラン(少佐)、イワン・コーネフ(少佐)、ユリアン・ミンツ(軍曹)、ムライ(少将)、フョードル・パトリチェフ、エドゥィン・フィッシャー、ワルター・フォン・シェーンコップ(少将)、カスパー・リンツ(大佐)、アレックス・キャゼルヌ(少将)、ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ(ゲスト・アドミラル)、ベルンハルト・フォン・シュナイダー、ブルームハルト、オルタンス・キャゼルヌ、シャルロット・フェリス、シャルロットの妹、ジョアン・レベロ、ホワン・ルイ、エンリケ・マルチノ・ボルジェス・デ・アランテス・エ・オリベイラ(学長)
その他
ボーメル(船長)、ランズベル伯アルフレッド、ニコラス・ボルテック、アドリアン・ルビンスキー、ドミニク・サン・ピエール、レムシャイド、地球教総大主教、マリネスク
第二期 第38話「矢は放たれた」スタッフ
脚本:河中志摩夫
絵コンテ:前島健一
演出:前島健一・かとうだいち
作画監督:前島健一・日向正樹
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第38話「矢は放たれた」で使用されたクラシックは・・
モーツァルト:ホルン協奏曲ホ長調
シューマン:「クライスレリアーナ」
同盟国歌
マーラー:交響曲10番
帝国軍軍楽曲
ベートーベン:交響曲3番「英雄」
第38話「矢は放たれた」は原作でいうと・・
原作ですと「銀河英雄伝説4 策謀篇」に収録されているエピソードとなります。
次回予告 第39話「ひとつの旅立ち」
予想される帝国軍の大侵攻を前に、同盟政府は軍の人事権を乱用し、その影響はヤンの周辺にも及んだ
ユリアンをフェザーンに!少年は今旅立つ
次回、銀河英雄伝説 第39話『ひとつの旅立ち』
銀河の歴史がまた一ページ
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