イゼルローン回廊に向かうはずだったミッターマイヤー艦隊だが、その進路はフェザーン回廊に向いていた。帝国軍大挙襲来という誰も予想出来なかった事態に、フェザーンは大混乱に陥る。この機に乗じ、ケッセルリンクは自治領主ルビンスキーの暗殺を謀るが、ルビンスキーは彼の行動を読んでおり、返り討ちにする。12月30日、ラインハルトは遂にフェザーンの地を踏む。期せずして沸き上がった「ジーク・カイザー!」の歓声に手を振るラインハルト。そのままフェザーン航路局に向かった彼は、手中に入った同盟領の航路図を前に、亡き友に語りかけていた。「行こう。宇宙を手に入れるために」
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銀河英雄伝説 第二期 第44話「フェザーン占領」の見どころ
・親子対決でロパート・ケッセルリンク退場。
・フェザーン、あっさりと占領。
・ユリアン、使えないお偉方に変わって大活躍。 ・ユリアン、フェザーン脱出を企てる。
第43話「フェザーン占領」の見どころは、同盟と帝国を操っていたと思ってたフェザーンがボルテックの裏切りと帝国の圧倒的武力の前にあっさり占領されてしまったことでしょう。
あまりのあっけなさに今までフェザーンのやってきたことは何だったのかと思ってしまいます(笑)。そして、首謀者だったルビンスキーとケッセルリンクの親子の確執がこの事によって表面化します。
しかし、本当の子供を殺すとは・・なんと罪深い男なんだろうか。このハゲ(爆)
そして、非常事態に対処できない同盟の弁務官の代わりに活躍するユリアン。
更に彼というお荷物を抱え込むになりますw
果たして、ユリアンはヤンのもとに帰れるのか・・・。
そして、ラインハルトはフェザーンの占拠で遂に同盟への航路を手に入れます。キルヒアイスと約束した宇宙統一の誓いを果たすために。
第44話「フェザーン占領」の名言
-アドリアン・ルビンスキー
銃で撃ち、死にゆく息子ルパートに最後に語るセリフ。
このセリフは第44話の【6:40】付近で登場します。
-ルパート・ケッセルリンク
ルパート最後のセリフ。
このセリフは第43話の【7:00】付近で登場します。
-ウォルフガング・ミッターマイヤー
フェザーンに降り立ったラインハルトを迎えるミッターマイヤーのセリフ。
このセリフは第44話の【21:00】付近で登場します。
第44話「フェザーン占領」に登場するキャラクター
帝国軍
ラインハルト・フォン・ローエングラム(宰相)、ウォルフガング・ミッターマイヤー(上級大将)、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(首席秘書官)、ナイトハルト・ミュラー(大将)、フォルカー・アクセル・フォン・ビューロー(少将)、ホルト・ジンツァー(少将)、アムスドルフ(大尉)、グレイザー(大佐)、デッケル(少将)、バイエルライン(少将)、ドロイゼン(少将)、クラップフ(准将)
同盟軍
ユリアン・ミンツ、ルイ・マシュンゴ、ヘンスロー(弁務官)
その他
アドリアン・ルビンスキー(自治領主)、ルパート・ケッセルリンク、マリネスク、カーレ・ウィロック(航宙士)
第二期 第44話「フェザーン占領」スタッフ
脚本:河中志摩夫
絵コンテ:渡部英雄・簧原雅人
演出:久米一成・熨斗谷充孝・上野史博
作画監督:水畑健二
第44話「フェザーン占領」で使用されたクラシックは・・
マーラー:交響曲1番 「巨人」
マーラー:交響曲10番
ブラームス:交響曲8番
マーラー:交響曲3番
ブラームス:交響曲1番
ヘンデル:組曲「水上の音楽」第3番
帝国軍軍楽曲
マーラー:交響曲6番「悲劇的」
第44話「フェザーン占領」は原作でいうと・・
原作ですと「銀河英雄伝説4 策謀篇」に収録されているエピソードとなります。
次回予告 第45話 「寒波到る」
フェザーンを占領して意気上がる帝国軍
危機的状況に追い込まれた同盟と、銀河帝国正統政府
だが、ビュコック司令長官らが大胆な決定を下し、それを受けたヤンは…
次回、銀河英雄伝説 第45話『寒波到る』
銀河の歴史がまた一ページ
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