ロイエンタール艦隊によるイゼルローン要塞攻略が始まった。接近する艦隊を迎撃すべくイゼルローン要塞駐留艦隊が出撃するも、乱戦に持ち込まれ要塞主砲を封じられる。優位に戦いを進め、余裕を見せるロイエンタールだったが、要塞からヤンの乗艦、ヒューベリオンが出撃するのを見て平静さを失う。突進するロイエンタール旗艦に、次の瞬間、同盟軍の強襲揚陸艦が食らいついた。白兵戦が展開される艦内で、ロイエンタールとシェーンコップは一騎討ちを演じる。ひとしきりの激しい戦闘の後、双方兵を引き、体勢を立て直す。膠着した戦線を打破すべく、ミッターマイヤー艦隊が進発したが……。
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銀河英雄伝説 第二期 第43話「ギャラルホルンは鳴った」の見どころ
・ロパート・ケッセルリンクと会話するユリアン。
・帝国側の「ラグナロック作戦」の布陣発表。
・いよいよ、始まる「ラグナロック作戦」。
第43話「ギャラルホルンは鳴った」の見どころは、何と言ってもロイエンタールとシェーンコップの一騎打ちでしょう。
強襲揚陸艦でロイエンタールの旗艦に乗り込むローゼンリッター。シェーンコップは、装甲服を着ようとしていたロイエンタールと鉢合わせします。
ナイフによる白兵戦、技量は互角。
シェーンコップとタメを張れる将帥はまずいないでしょう。ここでロイエンタールの首を取っていたら歴史が変わっていたんだろうなぁ・・。
ヤンが帝国側の意図を全て見抜いているのにルビンスキーが言うように彼らには、現実的に対処できないのが歯がゆいです。
ユリアンもフェザーンで個人的に動きますが対局に影響するようなものではありません。
だが、ヤンも言う通り、帝国が攻めてくる以上やるべきことはやっておかなくてはなりません。
そして、同盟という国家体制を崩すべくフェザーン回廊から攻め込もうとするラインハルト軍の布陣が発表され、先陣としてロイエンタールがイゼルローンに攻め込みます。
第43話「ギャラルホルンは鳴った」の名言
-ヤン・ウェンリー
ロイエンタールを打ちそこなったことを報告するシェーンコップに言ったセリフ。
このセリフは第43話の【11:20】付近で登場します。
-ヤン・ウェンリー
ラインハルトの戦略がわかっているのになにもできないことをユリアンの代わりに飼い猫に話していたヤンのセリフ。
このセリフは第43話の【16:10】付近で登場します。
-ラインハルト・フォン・ローエングラム
ヒルダにラグナロック作戦の第二幕が始まったことを告げるラインハルトのセリフ。
このセリフは第43話の【22:20】付近で登場します。
第43話「ギャラルホルンは鳴った」に登場するキャラクター
帝国軍
オスカー・フォン・ロイエンタール(上級大将)、コルネリアス・ルッツ(大将)、ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン(中将)、ラインハルト・フォン・ローエングラム(宰相)、ウォルフガング・ミッターマイヤー(上級大将)、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(首席秘書官)
※ モブ登場の提督は除く
同盟軍
ヤン・ウェンリー、フレデリカ・グリーンヒル、ダスティ・アッテンボロー、ムライ、パトリチェフ、エドウィン・フィッシャー(少将)、シェーンコップ、キャゼルヌ、オリビエ・ポプラン、イワン・コーネフ、アイランズ、ラオ、カスパー・リンツ
その他
アドリアン・ルビンスキー、ロパート・ケッセルリンク
第二期 第43話「ギャラルホルンは鳴った」スタッフ
脚本:河中志摩夫
絵コンテ:前島健一
演出:矢崎しげる・熨斗谷充孝・上野史博
作画監督:飯田宏義・茅野京子
第43話「ギャラルホルンは鳴った」で使用されたクラシックは・・
マーラー:交響曲3番
ブラームス:交響曲1番
マーラー:交響曲6番「悲劇的」
マーラー:交響曲10番
ヘンデル:組曲「水上の音楽」第2番
ブラームス:交響曲8番
第43話「ギャラルホルンは鳴った」は原作でいうと・・
原作ですと「銀河英雄伝説4 策謀篇」に収録されているエピソードとなります。
次回予告 第44話 「フェザーン占領」
イゼルローン要塞への増援に向かうと称して帝都オーディンを進発した帝国軍は、そのまま一挙にフェザーン回廊に殺到した
駐在武官たるユリアンに危機が迫る
次回、銀河英雄伝説 第44話『フェザーン占領』
銀河の歴史がまた一ページ
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