ラインハルトのもとへ、「リップシュタット盟約」の残党が帝国に密入国したとの報告が届いた。ラインハルトは、彼らの目的が皇帝の誘拐にあると見抜く。一連の事態の裏にはフェザーンの暗躍があると考えたラインハルトはフェザーン高等弁務官ボルテックを召喚し、その思惑を問い質す。ボルテックは、フェザーンがラインハルトの覇権に協力する用意のあることを告げ、引き替えに彼が宇宙を掌中にした暁には、フェザーンが経済を掌握したいと語る。しかしラインハルトはフェザーンに対し、ボルテックが想像していた以上の要求を突きつけるのだった。
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銀河英雄伝説 第二期 第36話「雷鳴」の見どころ
・アンネローゼとヒルダ初対面
・フェザーンの暗躍を逆に利用するしたたかなラインハルト
第36話「雷鳴」の見どころは、やはり後にラインハルトの皇妃となるヒルデガルド・フォン・マリーンドルフと姉・アンネローゼの初対面でしょう。
この時は、そのような気配は微塵もありませんが原作者の田中芳樹先生は、アンネローゼは「ちょっと気づいていたのではないか」とマックガーデン版の対談で語られています。
だからこそ、ヒルダに心を開いたのかもしれません。
そして、フェザーンが皇帝誘拐の陰謀を帝国側にリークしてきたことを逆手にとってフェザーンとしては、狼狽する要求を突きつけるラインハルトの言動も見ものです。
そりゃ、帝国と同盟が組んでフェザーンに対抗する事を示唆されたら慌てふためくでしょうw
そんなこんなで・・・小物だと思っていたボルテックは、意外な野心をたぎらせ始めます。
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第36話「雷鳴」の名言
-ラインハルト・フォン・ローエングラム
荒れ狂う雷雨を見ながら語ったラインハルトのルドルフ評。
このセリフは第36話の【3:50】付近で登場します。
-ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
密告により、ラインハルトにテロを示唆するるヒルダ。
このセリフは第36話の【4:50】付近で登場します。
-アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
臣下としてだけではなく、本当にラインハルトを思いやってくれているヒルダへのアンネローゼのお礼のセリフ。
このセリフは第36話の【16:30】付近で登場します。
-ラインハルト・フォン・ローエングラム
フェザーン回廊の自由航行権を要求して、ボルテックに投げかけるラインハルトのセリフ。
このセリフは第36話の【22:35】付近で登場します。
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第36話「雷鳴」に登場するキャラクター
帝国軍
ラインハルト・フォン・ローエングラム(宰相)、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(首席秘書官)、ウルリッヒ・ケスラー(大将)、アンネローゼ・フォン・グリューネワルト、コンラート・フォン・モーデル
その他
グラズノフ(帝国駐在フェザーン高等弁務官オフィス一等書記官)、レオポルド・シューマッハ(元大佐)、ランズベル伯アルフレッド、ニコラス・ボルテック
第二期 第36話「雷鳴」スタッフ
脚本:河中志摩夫
絵コンテ:羽生頼仙
演出:木村真一郎
作画監督:水畑健二・茅野京子
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第36話「雷鳴」で使用されたクラシックは・・
モーツァルト : 交響曲41番「ジュピター」
シューマン :ウィーンの謝肉祭の道化
グリーク :春に
シューベルト :交響曲2番
第36話「雷鳴」は原作でいうと・・
原作ですと「銀河英雄伝説4 策謀篇」に収録されているエピソードとなります。
次回予告 第37話「幼帝誘拐」
陰謀を巡らすボルテック
実行犯とならざるを得ないシューマッハ
その陰謀を逆用するラインハルト
様々な思惑の交錯する中、皇帝誘拐計画が実行に移された
次回、銀河英雄伝説 第37話『幼帝誘拐』
銀河の歴史がまた一ページ
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