ラインハルトは、「銀河帝国正統政府」を、門閥貴族を中心とした「歴史を逆流させようとし、ひとたび確立した人民の権利を強奪しようとする」者どもであると弾劾し、これに与する自由惑星同盟政府も同罪だと切り捨てた。帝国民衆はラインハルトの演説に歓呼で応じ、ラインハルトは自由惑星同盟への大攻勢を発令する。作戦名は「神々の黄昏」。それは、2世紀にわたる自由惑星同盟政府の歴史に終止符を打つものであった。
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銀河英雄伝説 第二期 第41話「作戦名『神々の黄昏』」の見どころ
・作戦名「ラグナロック(神々の黄昏)」と聞いて発奮するラインハルトの提督達。
・ロイエンタールの敵(本人はそう思ってないが)元秘密警察長官であるラング登場。
・帝国最後の女帝誕生・・それはゴールデンバウム王朝と同盟が滅びに向かう象徴か。
第41話「作戦名『神々の黄昏』」の見どころは、ラインハルトの確固とした宇宙統一をしようとする意志の現れでしょう。
国内が疲弊しているにもかかわらずヤンが存在することで同盟が「銀河帝国正統政府」を受け入れてしまう展開はなんとも皮肉です。
ラインハルトは、フェザーンの謀略と同盟政府の驕慢を手玉に取り事を進めていきます。
・・姉(アンネローゼ)に嫌われたとしても停滞し、腐りきってしまった独裁政治と民主政治に彼がとどめを指し、新しい時代を築こうと強い意思を示します。
キルヒアイスが生きていたらこの様な展開にはならなかったと思うので物語的には、キルヒアイスは早めに退場しなくては、ならなかったんだろうなぁと改めて思います。
そして、ロイエンタールをのちに仇敵として憎むことになるラングの登場。
オーベルシュタインもこの様な人物も陣営には必要であると思い登用したのでしょうが思わず火種になっていくのはチェックしておくべきポイントでしょう。
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第41話「作戦名『神々の黄昏』」の名言
-アレクサンドル・ビュコック
現在の同盟の現状を憂うビュコックの言葉。
このセリフは第41話の【8:00】付近で登場します。
-ラインハルト・フォン・ローエングラム
固定観念にとらわれないラインハルトのセリフ。
このセリフは第41話の【11:00】付近で登場します。
-ハイドリッヒ・ラング
民主制度を語るラングのセリフ。
このセリフは第41話の【17:40】付近で登場します。
-ラインハルト・フォン・ローエングラム
姉に嫌われても戻れないという、ラインハルトの固い決意のセリフ。
このセリフは第41話の【23:00】付近で登場します。
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第41話「作戦名『神々の黄昏』」に登場するキャラクター
帝国軍
ラインハルト・フォン・ローエングラム(宰相)、パウル・フォン・オーベルシュタイン(上級大将)、ナイトハルト・ミュラー、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(首席秘書官)、ウルリッヒ・ケスラー(大将)、オスカー・フォン・ロイエンタール(上級大将)、ウォルフガング・ミッターマイヤー(上級大将)、アウグスト・ザムエル・ワーレン(大将)、カール・ロベルト・シュタインメッツ、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト(大将)、エルネスト・メックリンガー(大将)、カール・グスタフ・ケンプ(大将)、コルネリアス・ルッツ(大将)、カール・ロベルト・シュタインメッツ(大将)、ハイドリッヒ・ラング(元内務省社会秩序維持局長)
同盟軍
ユリアン・ミンツ(少尉)、ルイ・マシュンゴ(准尉)、アレクサンドル・ビュコック(大将)、ベルンハルト・フォン・シュナイダー(少佐→中佐)
その他
アドリアン・ルビンスキー、ロパート・ケッセルリンク、ニコラス・ボルテック
第二期 第41話「作戦名『神々の黄昏』」スタッフ
脚本:河中志摩夫
絵コンテ・演出:向後知一
作画監督:茅野京子
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第41話「作戦名『神々の黄昏』」で使用されたクラシックは・・
シューベルト:交響曲3番
ブラームス:交響曲8番
チャイコフスキー:交響曲6番「悲愴」
モーツァルト:ホルン協奏曲第4番
ハイドン:交響曲88番
ウェーバー:舞踏への勧誘
ベートーベン:交響曲3番「英雄」
第41話「作戦名『神々の黄昏』」は原作でいうと・・
原作ですと「銀河英雄伝説4 策謀篇」に収録されているエピソードとなります。
次回予告 第42話 「鎮魂曲への招待」
フェザーンに着任したユリアンは、ヤンの予想をした帝国軍の作戦を挫くべく活動を開始する だが時すでに遅く、帝国軍の神々の黄昏作戦の第一弾は開始されていた
次回、銀河英雄伝説 第42話『鎮魂曲への招待』
銀河の歴史がまた一ページ
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