今週はバクダッシュとヤン・ウェンリーのやりとりから、話が始まります。
ちなみに、私は結構このバクダッシュと言う人物は好きで、憎めない人物だなとか、なんか結構思っています笑
それは結構わかるなぁ
- なんだかんだ言って自分のポジションと役割をわかっている
- わかった上でできる限りきちんと任務を遂行しようとする実行力がある
- その上でそれがうまくできないんだとしたらそもそもの方針転換をできて
- しかも敵地に1人で乗り込んで堂々と任務を遂行する行動力!
これは凄いものがあると思うんですよね。まぁそんなバクダッシュとヤン・ウェンリーとのやりとりを、たくさん楽しめる今回の話について、語っていこうかなと笑
バクダッシュ速攻捕まるの巻
うまいこと侵入したバグダッシュでしたけど、しかも!!ヤン・ウェンリーの背後をとり、なおかつ!!他の護衛がいないと言う絶好のチャンスを目の前にしたバクダッシュくん。
このままヤン・ウェンリーをあとは撃ち抜くだけ!そんなチャンスを目の前にしたら次の瞬間!
「動くな!」
そこには背後から銃をつきつけるユリアンが。バクダッシュの凄いところは、そこで無理をしないで、すぐに次のチャンスを狙うために切り替え
「首都星ハイネセンから脱出してきた」
というそれっぽいことを即座にそれっぽく言い訳し、相手から攻撃されたり拘束されることのないように行動。
これを実現する機転の利く部分がすごいなと言う所ですね。
(ただ、「情報部におりますとダスト移動をする癖がついておりましてですね」と言うのはさすがにどうかと笑)
そんなこんなで敵陣真っ只中に、たった1人で潜入することに成功し、しかも怪しまれながらも堂々と会話をする。やはりすごい貫禄の持ち主であることを、久々に見て改めて思いました。
ヤン艦隊のメンバーの前でバクダッシュは
「第11艦隊がクーデター「加担したこと」を、味方の情報なのにあっさり横流し」
します。(ただこれは、調べたらすぐにわかることなんでそんなに問題では無い)。
ここで大きな問題になるのはハイネセンある「アルテミスの首飾り」である。このアルテミスの首飾りがある限り、首都星ハイネセンを落とす事は不可能である!と自信満々で敵側の司令官ルグランジュ中将は言います。
果たしてどういう風な方法でアルテミスの首飾りを攻略するのか。
ヤンの秘策
ヤン・ウェンリーには明言します
「なるほど私も敵の立場ならその手で行うだろう。しかし残念ながらアルテミスの首飾りは全て徹底的に破壊させてもらうよ」
スパイであるとわかっているバクダッシュの前で、作戦内容をどうどう宣言するヤン。これに対してバクダッシュは同様の色が隠せません。しかもヤンは続けます。その秘策をなんバクダッシュに伝えるように、ムライ中尉に指示をするのです。
ここでのムライさんの顔が好き笑
このやりとりをした後、バクダッシュは本当の自分たちの味方である、クーデターのメンバーに秘密通信を行おうとします。しかし、それは失敗に終わります。
そう!我らがシェーンコップの登場であります!
シェーンコップとフレデリカの一計
数時間後、夕食の時にヤン・ウェンリーはバクダッシュの姿がないことに気づきます。
ヤン「バクダッシュは?」
シェーンコップ「寝てますよ。酒と混ぜた特殊な睡眠薬で、2週間は目を覚まさないです」
シェーンコップは続けます。
「スパイと言うやつらは、起きている限り油断できませんからな」
こうして、バクダッシュの命をかけた潜入スパイ活動は、辛くも失敗に終わったのでした。
次週からアルテミスの首飾り攻防戦が始まりますねー!わくわく。
今週の面白かったとこ
やーやっぱりバクダッシュって、クーデター派の中でも非常に優秀な人材の1人だったんだと思うんですよね!
事実、フジリュー先生の漫画版でも、ヤンの暗殺まであと1歩まで行きましたしね。
また、アルテミスの首飾りを壊すヤン・ウェンリーの秘密作戦も、もうちょっとでクーデター班に情報共有する直前まで行きましたよ。
これってすごいですよね!
こういったスパイ活動がうまくいっている人は他にはリッツぐらいしかいないし、しかも彼はラインハルトが色々と策を預けられていることと、正直言ってあまり程度が高くない救国軍事会議(笑)に対して、侵入しているんですよね。
そういう意味で行くとですよ、銀英伝の中で、スパイ活動と言う意味で言うと、ピカイチだと思いませんか??!
後はやっぱりこの後の話ですけどすごく柔軟性が高いし、切り替えができるフットワークの軽さは結構好きですね笑
ただ、彼は今週から悲しくも我らがシェーンコップ隊長の策略で、永い永い眠りについてしまったので笑
次に見るのは半年ほど待たなくていけないからと思われるので、首を長くして半年後のヤングジャンプでの再登場をゆっくり待ちたいと思います!
いやー来週からのアルテミスの首飾りの破壊作戦や、艦隊攻防戦、この先のグリーンヒル大将の最期など、見所満載で悲しくも楽しみですね!
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執筆中
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