今週は内戦も終わり、今回の一覧のテーマの最後のエピソードとなる、メルカッツの亡命の話である。
今回は久々に気持ちのいい話の回でしたね笑
暗めの話が多かったですからねー、クーデターだし。
しかしメルカッツは男気にあふれますな!
メルカッツは今回の亡命を、明らかに部下のために行った。正直自分の身はどうなってもいいと言うふうに思っていたんだろう。
ヤン・ウェンリーと会うことによって、メルカッツは今回の亡命が思っていたよりも良い手段だったことを悟ったのでしょう。
たしかに。さぁ、節目となる今回の話を見ていくよ!
今回の見どころ
1.メルカッツ亡命を聞いて火傷するヤン
冒頭はヤンが手を洗うところからですwww
冒頭の写真の通りw
前回、トリューニヒトと心ならずも握手させられつつ、相手の恐ろしさを改めて認識したヤン。
ちなみに前回の話はこちら
↓↓↓
ではありましたが、それはそれとして、トリューニヒトとの握手をしたことが心の奥底から嫌だったヤンは何度もなんども手を洗います笑
ヤンはトリューニヒトのこと嫌いなことは知っていますが、そこまでやらなくても笑
やっと人心地がついたヤンですが、ユリアンが紅茶を準備して、なおかつそこに少しのブランデーを入れてくれるんですよね。
ユリアン。。。!!
なんといい子なのだ。。。!!
このユリアンとのやりとりはすごく安心感がありますよね。
ヤンって私生活から戦闘まで「無理がない」ところがいいところだと思うんです。自然体で、頑張らない。けど、自分の中で全力で、しかも無駄がない。
多分この辺がヤンの強みだし、他の人がヤンに惹かれるポイントなのかなと。
だからこそ、人がついていくのですよね。やりたいことに向き合っているからかなぁ?
仕事も軍人ではなくて、歴史家になりたかったというのがまた良いですね。
そんなこんなでヤンに紅茶を入れたユリアンですが、紅茶を出した時に、不意に電話がかかってきます。
ヤンは、紅茶に手を伸ばすと思いきや、ブランデーに手を伸ばして紅茶にたっぷり混ぜるヤン。
この時の顔がまた笑
それを飲んでのご満悦の顔がまたいいですね笑
そんなヤンの至福タイムは、「メルカッツの亡命」という報告によりあっという間に消え去るのですが。。。笑
めちゃくちゃ焦って紅茶を盛大にぶちまけつつ、10秒前に「ユリアン、世の中にはそんなに慌てることや声を出すことなんかほとんどないんだよ」と言ったことすべてを実行します笑
2.不敗と名将の対面と安堵
スクリーンには、先輩であるキャゼルヌの姿が。
彼曰く、メルカッツが急に亡命してきたとのこと。
「銃をお預かりできますか」
と聞くと、副官であるシュナイダー少佐から、
「メルカッツ閣下は捕虜ではない!」
「自由意志によって亡命されたのだ!」
「客人としてもてなすのが礼儀だろう!」
と怒気を含めた形で止められたエピソードをはなす。
いいよね、この忠誠心。素敵だよ。メルカッツが好きなんだろーなー。
慌てて準備して、メルカッツとの対面をしたヤン。
そこには威厳に満ち、しかし清廉で諦念のある名称の姿が、テレビモニタに映し出されたのだ。
「敗残のみを閣下にお預けします。私の処分はいかようにも。しかし部下には寛大な処置を望みます」
ここは、ヤンでよかったよね。
同盟の中でも、例えば良識派の軍人だったら大丈夫だと思う。
が、タイミングがもう少し早くて、救国軍事会議の面倒に巻き込まれたり、好戦的な軍人に最初に見つかったり、政治的なことを、考える軍人にはなしたりしていた場合、即時監禁や、場合によっては投獄されていたと思う。
メルカッツならそれを覚悟してたのだろう。だからなおさら、ヤンが
「良い部下をお持ちのようですね」
「なんにせよ、ヤン・ウェンリーが引き受けます。ご心配なさらずに」
と言って受け入れてくれたことと、彼の温かいセリフに、メルカッツといえども安堵したのだと思われる。
このセリフなかなか出ないよ。思いやりの使った一言。
こうしてヤン一行に強力な「ゲスト中将」が1人加わったのである。
そう!彼の加入が、ヤン一行の運命をまた変えるのである!
3.内戦の終結、そして2人は出会う
そう。この一時を持って、同盟軍並びに帝国軍の内戦を終結としたのだ。
それぞれの内戦の終了は何を意味しているのか?それは、この後の帝国と同盟の新しい争いの序章であったのである。
ちなみに、是非今回のヤングジャンプのラストのページを見て欲しい!
圧倒的に熱い絵!
この今週のラスト。これからの戦いを改めて想起させる絵である。
必見!
ここのセリフもまたいいよね!
一方は強大な力を手に入れ、しかし失ったものも大きい。
もう一方は新たな仲間を加えつつも、背後に不安を増大させた。
これがまた。。。!
最高ですな!
感想
いやー、ついに同盟のクーデター編が終わりましたよ!
これによってさらに同盟軍が弱体化してしまいましたね。
正直言ってこの時点における帝国軍の陣容がめちゃくちゃ厚すぎる!
上級大将や、大将レベルで言うと正直もはや帝国に対して同盟軍は相手になる人がほぼいない。
そんな中でヤンかどういう風に戦っていくのか。この後ますます盛り上がってまいりますね!
また、今回でユリアンが軍属へとなってから、正式に兵として参加しました。
子どもからユリアンも大人になるシーン。
まだ出てないかな?ポプランや、すでに出てるシェーンコップ、他の面々とのやりとりがますます楽しみですな!!!
ここで、軍における役職の整理をします(唐突に)
まずは大枠で、
・平軍人(平社員的な)
・尉官(課長的な)
・佐官(部長的な)
・将官(事業部長的な)
・提督(取締役的な)
というところ。
ヤンに対して、ラインハルトの方が人が多い!!うーん、ここからどうするのか?知ってるけどドキドキ楽しみですな!!!
ということで、銀河の歴史が、また1ページ!
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フジリュー版ヤンジャン銀英伝1巻の感想はじまりはこちら→
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