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「ある意味今回が、トリューニヒトの初登場であろう。本当の魔物」【フジリュー版】#136 ヤン・ウェンリー大将 惑星ハイネセン 誰がための勝利

銀河英雄伝説-マンガ
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ヤンになれないワイドボーン会社員
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いやー終わりましたな。ここにまた、銀河の歴史がまた、1ページ。

今週の回で、救国軍事会議のクーデター編が終りました。このクーデター編は、もうちょっと色々と戦いとか描くのかなと思ってたんですけど、結構シンプルにサクッと終わりましたね。

いろんな惑星を制圧する部分ですとか、もうちょっと艦隊戦の戦い部分とかが、詳細に描かれるかなぁと思っていたんですけれども、もうちょい見たかったなぁ笑

まぁけど1番の見所であったグリーンヒル大将のとこが終わったので、こんなものでしょうかね。

あとはここで、トリューニヒト議長ですよ。

ここでついに、ただのヤンが嫌いな奴と言うポジションから、実は化け物じみた不気味で不吉で不穏で恐ろしい部分がついに見えてきたのでした。

さ、こんな形での今週の金曜日、行ってみましょう

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救国軍事会議の終焉

グリーンヒル大将の死をもって、救国軍事会議は、「これをもって全ての活動を終焉させる」と言う結論をだしました。

彼らにとってもグリーンヒル大将と言うのは、何よりも心の支えでもあり、そして象徴であり、中心でもあったのでしょう。

帝国に騙されていたこともわかり、これ以上の抵抗は無駄である。

ある意味諦めた上で、しかし彼らは最後の最後まで自分たちは正しかった!この価値観は変えることができなかった。そう、できなかったのです。

ヤンになれないワイドボーン会社員
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ここから私はいろいろなことを考えてしまいますね。。。

もともと、信念と言うものはいつでも持つことが常に正しいものであると思っていました。

しかし、この回を見て思う。人のためになると信じたことであれば、常に尊いものであると言えるのだろうか。

人の為と思いながらも、人のためにならないと言うことを、後世の歴史家ではなく、その時代を生きている自分として気づくことが果たしてできるのだろうか。

私は、彼らの行動を愚者の振る舞いとして断ずることはできないです。

歴史と言うのは、勝者が綴るものである。
それだけなのかもしれない。

暴力は嫌いだが、暴力が常に悪いと言うわけでもない。
「話し合い」が、悪い結果を蔓延させているということも当然ある。
少数でスピード感を持って決定する必要も多々あるし、有効でもある。

せいぜい、私が言える事は、民衆を救うために立ち上がったのであれば、民衆の声をもっと聞くべきであったのではないか。

相手のためならば本当に相手が喜んでいるのかどうか。その点をもっと真摯に向き合うべきだった。民衆が正解は持っていなくとも、民衆はファクトは持っていたはず。

その点は間違いなく彼らは改善すべきであっただろうと思う。

自分の考えを書くのは長くなってしまった。。。

こうして改めて救国軍事会議は、これらのクーデターは、ここに終焉したのであった。

グリーンヒル大将の死と、グリーンヒル大佐

彼女、グリーンヒル大尉は、は父親であるグリーンヒル大将が死んでしまったことに関しては非常にショックを受けます。

しかし2時間の休憩の後、彼女バリバリと仕事をすることによってそのショックから逃れようとします。

ヤンには、こんな時に気の利いたことを一言も言えないというところではありますが、そういったところが彼が人間らしく感じさせる、欠点を持っている人間でもあるのだなと言うところがもう一つの特徴でもあると言えるのでしょう。

ヤンになれないワイドボーン会社員
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そして彼の魅力でもありますね。

そんなこんなで、彼は彼なりに慰めようとするがうまくいかないのでした笑

トリューニヒト、登場。ほんとうの意味で。

トリューニヒトについてはもともと登場していましたが、今回がある意味、真の意味でのトリューニヒト登場回であると言うふうに私は思いました。

ヤンがトリューニヒトの恐ろしさに、今回はじめて気づいた。

その原作でも何度も言われているが、トリューニヒトは怪物である。

彼のような人間が政治の世界でずっと生き残っていくというのは、何となく想像もできなくもないのだが、これは今の日本でも発生しているようなことの気がする。

自分の手を汚さず、権力の座を手に入れていく、そう、実は1番のベネフィットを享受しているのである。

歴史小説によくある、【真犯人は1番のベネフィットを享受している】ものだ!と言う話からすると、やはりトリューニヒトは、非常に恐ろしい存在である。

ここからさらに彼の恐ろしさが際立っていくに違いない。

ワクワク恐ろしい。。。!!!

遂に来ましたな。。。!!

感想

ヤンになれないワイドボーン会社員
ヤンになれないワイドボーン会社員

いやー今週は結構シンプルな回でしたね

後世の歴史家
後世の歴史家

もうちょっといろいろと救国軍事会議との戦いをみたかったところではありますが、まあこのくらいで。

ビュコック大将も無事に救出されましたし、多くの市民も軍事同盟も統制下から解放されて安心したところでしょう。

ただトリューニヒトのことを保護していた地球教の存在がここで明るみに出てきます。

トリューニヒトはこういったつながり、権力を持つと言う所は非常に恐ろしいですね。

憂国騎士団のつながりもあります。

彼のつながりの表裏両方に通じており、またこういった面からしても、トリューニヒトは底が知れず、また、非常に恐ろしいなぁと言うことをすごく感じました。

こういった形で軍事クーデターの話は終わったと言うところで物語がさらに盛り上がりを見せてまいるところになりますね!

だんだんとヤン・ウェンリーと、ラインハルトの戦いが近づいてきてまいりました。

この後、非常に楽しみな展開が続きますねワクワクします。

早くみたいなぁ、回廊の戦い。

そして同盟側の政治家のアホさ加減満開の会議笑

久々に銀座の歴史がまた1ページ。

次の話はこちら→

前の話はこちら→

フジリュー版ヤンジャン銀英伝1巻の感想はじまりはこちら→

コメント

  1. またた より:

    銀座の歴史になってますよwww
    ラストが「銀座の歴史がまた1ページ」って書いてあって、笑いましたwww